日立製作所、富士通、NECの3社は、各社のシステム検証センターを相互にネットワーク接続し、ビジネスグリッドミドルウェアを用いたデモンストレーションや接続検証を行う環境を構築する。3社が5月10日に明らかにしたもの。同環境は6月20日に公開する。
3社は、同環境を使用して広い範囲に分散している多種多様なプラットフォームを連携させ、高負荷時の負荷分散や障害発生時の災害復旧をデモンストレーションする。「ビジネスグリッドミドルウェアを用いた接続デモンストレーションおよび検証環境を公開することで、ビジネスグリッド技術のメリットを具体的に示し、ITシステムのさらなる可用性向上に寄与することを目指す」(3社)
さらに、5月11〜12日に東京国際フォーラム(東京都千代田区)で開催されるGrid World 2005において、3社のブースと外部サイトを接続し、広域負荷分散技術に関する同様のデモンストレーションを実施する。