日本IBM、企業のストレージ環境を単純化する新ミッドレンジ・ディスク製品

エースラッシュ

2005-05-11 21:53

 日本IBMは5月11日、ストレージ環境を単純化する「IBM TotalStorage DS4800」を発表した。出荷開始は6月17日の予定で、価格はコントローラのみで税抜き1118万2600円からとなっている。

 同社では「多くの企業のストレージ環境は機器の種類が豊富で管理作業が煩雑であり、ストレージに関わる作業の単純化と負担の軽減が望まれているが、これを実現するのがDS4800だ」としている。DS4800は、IBMミッドレンジ・ディスク製品群の最上位機種であり、各種UNIXやIAサーバーに対応し、最大67テラバイトまでの拡張性と4Gbpsファイバーチャネルに対応する高速性を兼ね備えた磁気ディスク製品だ。ファイバーチャネルディスクのみならず、シリアルATA(SATA)ディスクも利用できる。

 また、ストレージ仮想化製品「IBM TotalStorage SAN ボリューム・コントローラー(SVC)」と組み合わせると、さらに効率的にストレージ環境の単純化が可能だ。SVCはIBMを含む各社外付けディスク装置を管理でき、複数台の異なるディスク装置を1つのディスク装置として扱える。

 同社では6月30日までをキャンペーン期間とし、この期間にDS4800の購入契約または契約申し込みをしたユーザーに対して、要望に応じたSVCハードウェアを無償で提供する予定だ。

日本IBM

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

自社にとって最大のセキュリティ脅威は何ですか

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]