日本アボセント、ほぼすべてを遠隔操作できる新サーバ管理用KVMスイッチ

奥隆朗(編集部) 2005年06月01日 08時00分

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 日本アボセントは、サーバ管理用のKVMスイッチの新ラインアップ「DSRxx30シリーズ」を発売した。

 新ラインアップには、サーバに同時接続可能なユーザー数(1/2/4/8)によって4製品「DSR130」「DSR2030」「DSR4030」「DSR8030」が用意され、価格は本体のみで75万4950円から。サポートされるOSは、WindowsとLinux、Solarisだ。

 特徴は、「バーチャルメディア機能」と呼ばれる機能が装備されたこと。この機能を使うと、リモート管理用のPCに接続されている手元のDVDやCDなどのストレージをサーバ側で利用できる。CDやDVDメディアを利用して、OSのリモートインストールをしたり、各種ファイルのアップデートしたりできるようになる。

 CDやDVDなどのメディアを使った各種の操作が可能になることで、管理のためにわざわざサーバのそばに出向く必要がなくなる。これにより、サーバルームへの入退出機会の減少による物理的セキュリティの向上や、管理のさらなる集中化、管理者が低温のサーバルームで長時間作業する負担の軽減などができるとしている。逆に、サーバに保存されているDVDなどのデータをリモート管理用PCのドライブにコピーするといったことも可能になる。

日本アボセント ジェネラル・マネージャー 関根光次氏

 日本アボセント ジェネラル・マネージャーの関根光次氏は、「DSRxx30シリーズは、リモートで電源投入も可能となっているほか、OSのブート画面も操作できるのでサーバ管理にまつわるほとんどの操作が可能」だとアピールしている。

 同製品は、管理対象となるサーバのRGB出力とUSBポートを専用ケーブルで「DSRxx30シリーズ」に接続することで、キーボード/マウス/USB/RGB出力に関する操作を自由に制御できる仕組み。なお、電源制御を利用するには、サーバがIntelligent Platform Management(IPMI)対応のチップセットを装備している必要がある。

 また、ウェブサーバ機能を装備したことで、認証サーバを使わず、「DSRxx20シリーズ」のみで簡易認証を行うモードにも対応した。この機能は従来機種で「バーチャルメディア機能」をサポートしていない「DSRxx20シリーズ」で、ファームウェアのアップデートでサポートされる。

 このほか、同社のKMVスイッチ管理用ソフト「DSView」もバージョン3.0からバージョン3.1へとアップグレードした。対応するブラウザの増加や、「Avocentアライアンス・プログラム」に加入している米LANDesk Softwareや米Ipswitchの製品との統合管理を可能にしている。

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