SSFC、監視カメラやオフィス家具など連携させたセキュリティモデルシステム

WebBCN (BCN) 2005年09月15日 12時18分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 ICカードを利用したオフィスセキュリティのスタンダードを目指す企業連合「SSFC(Shared Security Formats Cooperation)」(事務局:大日本印刷)の参加企業12社は、新たなセキュリティモデルシステムを開発した。

 今回のモデルシステムは、ドアゲートシステム/ネットワークプリンタ/オフィス家具/監視カメラの4つの動作を、すべて1枚の非接触ICカードで可能にするもの。通常の監視カメラが時系列で映像を記録するのに対し、新システムでは、ゲート通過時、プリンタ利用時、ロッカー利用時に、社員の顔画像を監視カメラで撮影してデータベース化。また、ICカードから読み取った社員番号もインデックスとしてデータベース化する。これによって、情報漏えいが発生した際に社員個々の行動を追跡調査できるとともに、従業員が不正行為を行っていないことを証明する際にも利用できる。

 また、社員の入退場管理を厳密に行うためには、共連れ(他者のICカードチェック時に複数の社員が同時入場すること)を防止する必要があることから、入場時にドアゲートシステムの各種情報を非接触ICカードに書き込み、この情報が書き込まれていないと、プリンタやロッカーが動作しないような仕組みとなっている。

 従来、ICカードによって利用制限を行う製品は、カード内部のデータフォーマットが各社で異なっているため、複数のICカードを持つことになり、利便性とセキュリティ上の問題が生じていた。SSFCでは、メーカーにとらわれない相互運用性を確保しつつ、より高度なオフィスセキュリティシステムの構築を目指し、ICカード内部のデータフォーマットの一部を共有化、これに準拠して各社が製品開発を行っている。現在の参加企業は75社。各社は順次、SSFC仕様に準拠したシステムを販売する予定。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関連キーワード
セキュリティ

関連ホワイトペーパー

SpecialPR

連載

CIO
藤本恭史「もっと気楽にFinTech」
Fintechの正体
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
情報通信技術の新しい使い方
米ZDNet編集長Larryの独り言
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
田中克己「2020年のIT企業」
大木豊成「Apple法人ユースの取説」
デジタル未来からの手紙
モノのインターネットの衝撃
松岡功「一言もの申す」
三国大洋のスクラップブック
大河原克行のエンプラ徒然
今週の明言
アナリストの視点
コミュニケーション
情報系システム最適化
モバイル
通信のゆくえを追う
スマートデバイス戦略
セキュリティ
ネットワークセキュリティ
セキュリティの論点
スペシャル
de:code
Sapphire Now
VMworld
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell World
AWS re:Invent
PTC LiveWorx
デプロイ王子のテクノロジ解説!
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
さとうなおきの「週刊Azureなう」
より賢く活用するためのOSS最新動向
「Windows 10」法人導入の手引き
北川裕康「データアナリティクスの勘所」
Windows Server 2003サポート終了へ秒読み
米株式動向
Windows Server 2003サポート終了
実践ビッグデータ
中国ビジネス四方山話
日本株展望
ベトナムでビジネス
アジアのIT
10の事情
エンタープライズトレンド
クラウドと仮想化