マイクロソフトとジェトロニクスは11月15日、クライアントPCのセットアップや運用を自動管理するツールキット「Microsoft Business Desktop Deployment Version 2.0日本語版」と対応ソリューションサービスを提供開始すると発表した。
Business Desktop Deployment Version 2.0は、クライアントPCのセットアップやビルドサーバの構築作業を支援する自動化ツールキットだ。OSやアプリケーションのインストール、ユーザーデータの移行、設定情報の変更など従来は手動で実施していた作業を自動化し、作業時間やコストの削減をする。キットにはツール利用時に必要なドキュメントとサンプルスクリプトも付属している。
また、ジェトロニクスではBusiness Desktop Deployment Version 2.0を基盤としたクライアントPCセットアップ自動化ソリューション「Rapid Deployment eXperience(RDX)」を提供する。数万規模のクライアントPCについてセットアップ作業を実施可能で、人件費の30%から60%の削減や作業時間の短縮、クライアント設定やデータ移行などの作業精度の向上、個人データの安全の向上が見込める。