日立、物理セキュリティと情報セキュリティの統合監視ソリューション

WebBCN (BCN)

2005-11-30 11:37

 日立製作所 情報・通信グループ(日立、古川一夫CEO兼グループ長)は、セキュリティソリューション「Secureplaza」の目的別ソリューションのラインアップに、イベントインシデント&アクション「Secureplaza/EI」を追加、12月1日から発売する。

 同ソリューションは、オフィスやサーバールームへの入退室管理といった物理セキュリティの状況と、サーバーやイントラネットへのアクセスといった情報セキュリティの状況を、同社のセキュリティオペレーションセンター(SOC)に集約して分析、脅威が発生する可能性があると判断された場合に、SOCから企業の情報システム部門などへ通報や対策の指示を行い、情報漏えいやネットワークの破壊を未然に防ぐことを支援するサービス。物理セキュリティと情報セキュリティの統合監視によって、入室記録のない不正侵入者がPCへログインすることを禁止するなど、情報漏えいにつながるセキュリティ脅威に迅速に対応できるようになる。

 また、ウイルス情報やコンピュータセキュリティに関する情報を国内外の企業や団体と共有する同社の「インシデントレスポンスチームHIRT(Hitachi Incident Response Team)」の情報も活用し、日立のSOCに常駐するセキュリティ専門家が総合的に分析・判断。その結果、脅威が発生しうると判断すると、ネットワークの遮断やウイルス対策などの対処法をSOCから情報システム部門などに通知する。こうした的確な情報により、情報漏えいやネットワークの破壊といったセキュリティに関するトラブルを未然に防げるほか、トラブルが発生した場合も被害を最小限にとどめられる。

 なお、SOCを企業内に独自に設置するための「SOC構築サービス」も提供する。費用は、すべて個別見積もり。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]