キヤノンシステムソリューションズ(キヤノンシステム、浅田和則社長)は、セキュリティベンダー各社と共同で提供するアプライアンス製品群の新ブランド「GUARDIANBOX」シリーズの販売を開始する。
スパムメール対策、URLフィルタリング、メール・Webアクセス監視の3種類の製品をラインアップする予定で、スパムメール対策アプライアンス「GUARDIANBOX SpamFilter」、URLフィルタリングアプライアンス「GUARDIANBOX URLFilter」の2製品を2月に発売する。
「GUARDIANBOX SpamFilter」は、英SurfControl製の「Anti-Spam Agent」機能を搭載。DoS/DHAなどの各種攻撃からネットワークを保護するセキュリティ機能や、管理者による独自ポリシー作成機能、ユーザー側でのスパムメール管理機能などを併用することで、幅広いスパムメール対策のニーズに対応できる。価格は168万円。年間保守料は51万円。アンチウイルスオプションは35万円。
「GUARDIANBOX URLFilter」は、米SonicWALLと共同開発した、Webフィルタリング専用のアプライアンス。日本語サイトのURL情報はキヤノンシステムソリューションズが収集し、SonicWALLが保持しているURL情報とあわせて、約1000万件のサイト情報が登録されたデータベースが利用可能。ゲートウェイアンチウイルス/アンチスパイウェア機能により、アクセスを許可されたサイトから侵入する恐れのあるウイルスやスパイウェアもブロックする。価格は、100ユーザー版が96万円、250ユーザー版が128万円、500ユーザー版が160万円、1000ユーザー版が240万円。年間保守料は5万円。9月末までは特別価格で提供する。
なお、両製品の管理画面とマニュアルは、すべて日本語化されているため、導入・運用時の作業工数を大幅に軽減できる。