IBM、「Rational Systems Developer」を発表へ--プロジェクト管理を支援

文:Martin LaMonica(CNET News.com)
翻訳校正:尾本香里(編集部) 2006年01月31日 17時42分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 IBMでは現在、管理者がソフトウェア開発プロジェクトの進捗を容易に管理できるようにするため、開発ツールの強化を図っていると、同社のRational製品担当ゼネラルマネージャDanny Sabbahは述べる。

 IBMは米国時間1月31日に「IBM Rational Systems Developer」という製品を発表する予定だ。これはRationalツールパッケージに「ガバナンス」の概念を盛り込むという、より大きな流れの一環として発表される製品だという。

 管理者は進行中のアプリケーション開発プロジェクトの状況を十分に把握していない場合が多いと、Sabbahは指摘する。

 「プロジェクトの全体像を一元的に参照できるようにする必要がある。開発者に対し、プロジェクトの構造や責任範囲をはっきりと示すことができなければ、混乱を招くだけだ」(Sabbah)

 Rational製品には、アプリケーション要件の洗い出しやコーディング、テストといった、ソフトウェア開発のさまざまな段階に対応したツールが含まれる。Sabbahによると、IBMでは、管理者に必要な情報が自動的に収集されるように、同パッケージの強化に取り組んでいるという。例えばこれにより、プロジェクトマネージャは特定のプロジェクトが目標を達成しているか、予定通り進行しているかなどを把握できるようになる。

 コンプライアンス規制が強化されていることや、ソフトウェア開発チームがますます地理的に分散する傾向が強まっていることを受けて、ソフトウェアの開発工程を把握できるソフトウェアに対する需要が高まっているとSabbahは述べた。また、個々のプログラムを再利用するサービス指向アーキテクチャ(SOA)を採用している企業は、プログラムの使用履歴や、パフォーマンスを監視するためにより良いツールを必要としていると同氏は述べた。

 IBM Rational Systemsは、ソフトウェアだけでなくハードウェアも視野に入れて製品を設計するシステムエンジニア向けに開発された。例えば、自動車業界の場合、製品のソフトウェアとハードウェアの両方に取り組むデザイナーチームが設計に関わっている。

 IBMはCAD(コンピュータ支援設計)システムや製造システムを販売する企業と契約を結び、提携先の製品がRational Systems Designerと連携するにしたいと考えているとSabbahは述べた。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関連キーワード
開発

関連ホワイトペーパー

SpecialPR

  • 「奉行シリーズ」の電話サポート革命!活用事例をご紹介

    「ナビダイヤル」の「トラフィックレポート」を利用したことで着信前のコール数や
    離脱数など、コールセンターのパフォーマンスをリアルタイムに把握するに成功。詳細はこちらから

  • デジタル変革か?ゲームセットか?

    デジタルを駆使する破壊的なプレーヤーの出現、既存のビジネスモデルで競争力を持つプレイヤーはデジタル活用による変革が迫られている。これを読めばデジタル変革の全体像がわかる!