日立とマイクロソフト、「Exchange/Outlook」用の電子メール情報漏えい防止ソフト

ニューズフロント 2006年06月08日 17時12分

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 日立製作所とマイクロソフトは6月8日、「Microsoft Exchange Server」と「Microsoft Office Outlook」を組み合わせたメールシステムからの情報漏えいを防ぐソフト「メール割符for Exchange Server」を発表した。6月12日に販売を、7月20日に提供を開始する。税込み価格は1クライアント当たり2万6250円から。

 秘密分散法を応用したメール割符は、データを暗号化しながら複数に分散保存して保護する。メール割符for Exchange Serverは、Outlookに割符機能をアドインするためのソフトである。同ソフトを搭載している専用USBフラッシュメモリをPCに差し込み、ユーザー認証を行うと、Outlookのツールバーから利用できる。

 メール送信時は、メールの本文と添付したデータファイルを、自動的に複数のメールに分割(割符化)して送信する。受信時は、割符化された複数のメールを受信後に復元し、本文や添付したデータファイルを閲覧できる状態に戻す。専用USBフラッシュメモリをPCから抜くと、割符化前の状態に復元できなくなる。電子割符の使用制限設定などは、Microsoft Windows Server Active Directoryのグループポリシー機能を利用して一元管理することが可能だ。

 電子メールを割符化してやり取りするため、宛先間違いなどによる誤送信や、配信途中の盗み見などから起きる情報漏えいを防止する。また、PCが盗まれてもメール割符を利用しなければ復元できないため、保存されているメールを閲覧されることがなく、情報は漏えいしない。

 対応サーバはMicrosoft Windows Server 2003(Active Directory)とExchange Server 2003、対応クライアントはMicrosoft Windows XP Professional SP2およびWindows 2000 Professional SP4上のOffice Outlook2002、Office Outlook 2003となる。

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