DNP、携帯電話のUIMカードを使った動画コンテンツ受信システムを開発

ニューズフロント 2007年02月02日 22時38分

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 大日本印刷(DNP)は2月2日、携帯電話の契約者識別に使うUIMカードを利用した動画コンテンツの限定受信システム(CAS)を発表した。Widevine Technologiesと共同開発したもの。特定のUIMカードを挿入した携帯電話機だけがコンテンツを視聴できるデジタル著作権管理(DRM)機能を備える。

 DNPでは、ワンセグや高速通信ネットワークの普及から、携帯電話での動画コンテンツ利用の拡大を見込んでいる。新開発したCASは、有料の動画配信サービスで、コンテンツの不正利用を防ぐためのDRM基盤として提供する。

 ユーザーが携帯電話端末を買い換える際、UIMカードを差し替えるだけで、容易に視聴権利などを引き継げるのが特徴という。

 暗号化したコンテンツをネットワーク配信するサーバと、復号化機能付きの携帯電話端末、個人認証用のJavaプログラムを搭載したUIMカードで構成する。UIMカードにはDNP製「DNP Standard」を採用。Widevine社のDRM技術「Widevine Cypher Mobile」を搭載した。なお携帯電話端末については、現時点では開発用ボードで代替したとする。

 DNPでは今回開発したCASをもとに、4月より実用化に向けた新システムの開発を開始する。2008年度に5億円、次年度以降は国内外含み50億円の売上を見込む。

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