マイクロソフト、「Office 2008 for Mac」のプライベートテストを開始

文:Ina Fried(CNET News.com) 翻訳校正:編集部

2007-04-02 11:04

 Microsoftが、Mac用Officeの次期バージョンのプライベートテストを開始した。同製品の正式版は2007年後半に出荷される予定。

 「Microsoft Office 2008 for Mac」は、IntelとPowerPCのどちらのチップを搭載したMacにも対応した初めてのユニバーサルバージョンとなる。また、Microsoftが1月に発売したWindows版Office最新版に追加されたXMLベースのファイルフォーマットもサポートされる。

 Microsoftでは、プライベートベータ版のテストに何人が参加しているのか、パブリックテスト版を用意するのか否かを明らかにしていない。同社の関係者は、正式版は予定通り、2007年後半に発売されると述べている。

 Microsoftはこれら以外にも、複数の新機能の詳細を明らかにしている。その1つが「My Day」と呼ばれるプログラム。これは電子メールプログラム「Entourage」を起動しなくてもカレンダー情報を素早く確認できるというもの。

 そのほかの新機能としては、「Word」に搭載されたページレイアウトコントロールや、「Ledger Sheets」と呼ばれる「Excel」の新テンプレートがある。同テンプレートを利用すれば、数式を自分で用意しなくても一般的な財務管理を行うことができる。

 Microsoftでは、Mac版Officeの新バージョン投入に通常の18〜24カ月より長めの時間を取っている。現行バージョンの「Office 2004 for Mac」は2004年4月に発売されている。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]