9月11日(米国時間)オープンソースのインストーラー「OpenInstaller 0.9.4」がリリースされた。
OpenInstallerは、自由で包括的な次世代インストーラーフレームワークを作るオープンソースコミュニティーのプロジェクト。OpenInstallerの初期の開発は、サン・マイクロシステムズによって行われたが、現在ではオープンソースライセンスである「Common DevelopmentとDistribution License(CDDL)」の下で利用可能。GlassFishコミュニティーの一部でもある。
今回のリリースで追加された新機能は、以下のとおり。
- ZIPのサポート:ZIPベースのパッケージをサポート
- クロスプラットフォームのインストーラー:すべてのOS上で動く単一のインストーラーを作成する機能を追加
- ZIPプロダクトのサンプル:クロスプラットフォームのZIPパッケージで使えるインストールサンプル
- プロダクト選択:多様なプロダクトからなる、より複雑なインストーラーを作成する機能。インストールするコンポーネント選択のユーザーインターフェースを作成する。アップグレード機能も有効
- HTTP上でのインストール:Java Web StartとJNLPを使用して、HTTPのベースのディストリビューションを作成可能