who: start_address --- end_address (type)
通知情報のため、対処の必要はなし。
BIOS-e820から取得した実メモリの割り当て情報を示す。
出力例は以下を意味する: 0000000000000000から000000000009bc00までのメモリ領域が使用可能。
カーネル起動時のメモリの初期化処理で本メッセージが表示される。システムメモリの配置情報はe820チップ内部の関数呼び出しで取得する。取得した情報をprint_memory_map()で表示する。カーネルはこの情報に基づき、メモリ関連の初期化を行なう。メモリ領域には、以下の種類がある。
- usable : 使用可能領域
- reserved : 保留領域
- ACPI data : ACPI用データ領域
- ACPI NVS : ACPI Non Volatile Sleeping Memory領域
カーネル起動後、メモリ領域の情報は dmesgコマンドや/proc/iomemの内容から確認できる。
また、BIOSが提供する関数については、マシン語のintコマンドにて呼び出すことが可能。全ての関数の呼び出しを知りたい場合は、次のサイトが役に立つ: