Vista、未公開のFlash脆弱性で陥落--Pwn to Ownコンテストで

文:Tom Krazit(CNET News.com) 翻訳校正:編集部 2008年03月31日 12時00分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 米国時間3月28日夕方、CanSecWestセキュリティカンファレンスで開催されたPwn to Ownコンテストで、長い間持ちこたえてきたノートPCに搭載された「Windows Vista」が、ハッカーたちの前に屈した。

 コンテストはこの日が3日目だった。27日には「MacBook Air」がハッキングされている。TippingPoint Zero Day Initiativeはこの日、さらにルールを緩和した。コンテスト初日、対象となったのはOSのみだったが、2日目には標準的なアプリケーションにまで範囲が拡大された。このことが、これまで見つかっていなかった「Safari」の脆弱性により、MacBook Airがハッキングされることにつながった。

 だが、ハッカーたちは28日になって、システム上に存在する「一般的な」アプリケーションソフトウェアであれば、どれでもターゲットにすることができるようになった。「Vista Ultimate」を搭載する富士通製ノートPCは、新たに見つかったAdobeのFlashソフトウェアの脆弱性を利用することで陥落した。

 Shane Macaulay、Derek Callaway、Alexander Sotirovの3氏は、ノートブックPCのハッキングに成功し、このノートPCは彼らのものになった。しかし、ルールが緩和されたために、MacBook Airの優勝者が1万ドルを獲得したのに対し、3氏が手にした賞金は5000ドルだった。

 コンテストの大会規則には、ハッキングに成功した場合、脆弱性の内容をベンダーに報告するため、直ちに守秘義務契約書に署名することが明記されている。これら脆弱性の詳細は、AdobeやAppleがパッチを公開した後で明らかにされる予定だ。

 「Ubuntu Linux」がインストールされたソニーのノートPC「VAIO」は、コンテストが終盤に差し掛かっても無傷のままだった。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関連キーワード
セキュリティ

関連ホワイトペーパー

SpecialPR