MS、「Windows 7」にマルチタッチ技術を搭載へ

文:Ina Fried(CNET News.com) 翻訳校正:編集部

2008-05-28 12:49

 カリフォルニア州カールズバッド発--CNET News.comが得た情報によると、Microsoftは「Windows 7」にマルチタッチインターフェースを搭載する予定だ。このインタフェースは、当地で開催されたD6カンファレンスにおける、Steve Ballmer氏とBill Gates氏の基調講演でもデモされた。

 Ballmer氏は、マルチタッチ技術が2009年遅くに登場すると述べた。Julie Larson-Green氏が同技術をデモし、複数の指を同時に使って絵を描くことで、単に触る(タッチする)ことだけではなく、多数の同時入力が処理されることを示した。

 「作業によっては、マウスより早く処理できる」とLarson-Green氏は述べる。また、同氏は、MicrosoftのSurfaceやAppleの「iPhone」のように、画像をつまんだり、回転させたりして見せた。

 Microsoftは、タッチジェスチャーがWindowsに搭載されることをこれまでにも示唆してきた。しかし、予想外の展開としては、同技術が既存のタッチスクリーンでも稼働するとMicrosoftが述べたことだ。既存Dell製ノートPCで動作することがデモされた。

 Microsoftのブログでデモの様子を見ることができる。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]