Mac OS Xの遠隔管理コンポーネントに脆弱性--トロイの木馬亜種を複数確認

文:Robert Vamosi(CNET News.com) 翻訳校正:矢倉美登里、高森郁哉 2008年06月25日 11時32分

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 米国時間6月19日に報告されたトロイの木馬をベースに、ハッカー集団が亜種を開発して、「Mac OS X」プラットフォームを標的にしているようだ。

 Mac向けセキュリティソフトウェアベンダーであるIntegoとSecureMacは、「Apple Remote Desktop Agent」(ARDAgent)に含まれる危険度の高い脆弱性を報告した。ARDAgentは、Mac OS X 10.4および10.5の遠隔管理用コンポーネントの一部で、ルート権限を持つ。したがって、パスワードを要求せずにルートとしてこの悪意あるコードを実行できる。

 Washington Post紙のBrian Krebs氏は23日、この脆弱性を利用したトロイの木馬の開発を目指すハッカー向けフォーラムが存在すると報じた。その後、この記事で言及されたMacShadows.comのユーザーフォーラムは削除された。だがKrebs氏は、フォーラムが削除される前に、投稿のスクリーンショットとMac版トロイの木馬のテンプレートのコピーを入手していた。

 このテンプレートには、トロイの木馬を作成した1人、「Andrew」の電子メールアドレスが埋め込まれていたので、同紙はAndrewと連絡を取った。

 AndrewはWashington Post紙へのメールでこう書いた。「Appleは、OS Xは安全だと説明しているが、安全であることを自社で実際に確認したわけではない。われわれは、自分自身のセキュリティを実験し、検証しなければならない状態に置かれている。そして、非常に多くの場合、実はAppleに思い込まされていたほど安全ではないことを発見している」

 これらのトロイの木馬は、セキュリティベンダーによって複数の亜種が確認されているものの、インターネット上で広範囲に出回っている証拠はない。

 Appleは、セキュリティ上の脆弱性については言及しないという方針を維持しているので、ARDAgent問題についてもコメントしていない。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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