IBM、好調な第2四半期決算を発表--米国経済低迷の影響を回避

文:Charles Cooper(CNET News.com) 翻訳校正:編集部 2008年07月18日 15時30分

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 また別の大手ハイテク企業が、好調な第2四半期決算(2008年4月-6月期)を発表した。米国時間7月16日には、Intelが予想を上回る好決算を発表し、市場を驚かせた。そして17日、今度はIBMが2四半期連続で通年の利益予測を上方修正し、市場の予測を圧倒した。

 IBMの第2四半期決算は、利益が27億6500万ドル(1株当たり1.98ドル)となり、前年同期の22億6000万ドル(同1.55ドル)から増加した。売上は前年同期比13%増の268億2000万ドルだった(同社の2007年の業績には、印刷システム部門の売却で得た1株当たり5セントの特別利益が含まれている)。

 また、粗利益率も前年同期の24.3%から25.8%に増加した。

 IBMは、恐らく大半の企業以上に、グローバルな事業展開のおかげで、米国経済の低迷の影響を回避できた。以下は、同社の売り上げの地域別内訳。

  • 米国:前年同期比8%増の109億ドル
  • 欧州、中東、アフリカ:同20%増の98億ドル
  • アジア太平洋地域:同16%増の53億ドル

 IBMの最高経営責任者(CEO)であるSam Palmisano氏は、あらかじめ用意された声明の中で、同社は2010年の1株当たり利益予測10〜11ドルを堅持すると語った。

 Palmisano氏は、第2四半期の業績について「特に好調だった」とし、IBMの多様な製品ポートフォリオが既存、新興の両市場で売れることを示した。

 Annex Researchの金融アナリストで、IBMの動向を追っているBob Djurdjevic氏は、IBMの好業績により、金融株に続いてIT銘柄も不振に陥るとの懸念が和らいだと語る。

 「今のIBMは目下絶好調だ。ウォール街の悲観論者や景気後退論者は、不安要因を探すならIT業界以外で探した方がいいだろう」(Djurdjevic氏)

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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