2008年、USBメモリなどを経由して感染を広げるマルウェアが多発

吉澤亨史 2009年01月20日 12時23分

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 マカフィーは1月19日、2008年度のコンピュータウイルス、不審なプログラムについて、検知データの集計結果を発表した。ウイルスでは外部メディアにより感染を拡げる「Generic!atr」「PWS-Gamania.gen.a」などのAutorunワームが多かった。

 一方、電子メールで感染するマルウェアでは、「Spy-Agent.bv.dldr」 が日本だけでなく世界的にスパムメールとして配信された。

 2008年末からは「W32/Xirtem@MM」の亜種が多く発見された。また、SQLインジェクションによる攻撃も顕著で、脆弱点を修正していないアプリケーションを使ってアクセスしたユーザーが新たなマルウェアに感染するといった被害が数多くあった。また、マイクロソフトのServerサービスに関する脆弱性「MS08-067」を悪用して感染する「W32/Conficker.worm」の活動が年末に活発になり、さまざまな亜種も多く観測されたことから、2009年も引き続き注意が必要とのことだ。

 不審なプログラムでは、「WinFixer」といった偽のセキュリティソフトが多く発見された。これらの多くは悪質な動作が確認されたため、「FakeAlert」といったマルウェアに分類されるようになった。また、不審なプログラムの大半を占めたアドウェアのにはフリーソフトにバンドルされているものもあり、今後、感染経路が拡大するのではないかと懸念されている。

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