やるからには最大限の効果を--ITトレーニングを活かす10の方法 - (page 2)

文:Don Whitnah 翻訳校正:石橋啓一郎

2010-05-21 07:00

6.模擬試験で自分の知識が欠けているところを見つける

 認定試験の範囲を網羅している模擬試験を利用して、自分が得意なところと苦手なところを見つけ、集中的なトレーニングが必要なのはどこかを調べる。質の高い模擬試験は、実際の認定試験の厳しさに対する精神的な準備もできるようになっている。模擬試験を簡単だと思うようなら、認定試験を受ける準備ができている可能性が高い。

7.利用できる場合は、実際のハードウェアで練習する

 あまり形式張ったやり方ではないが、もしコンピュータや機器にアクセスできるのであれば、とにかく練習することだ。多くの人は自由に利用できるコンピュータを持っていないが、もし持っているのなら(あるいは誰かから借りられるのなら)、ぜひ利用すべきだ。

8.IT関連資格コースの要件にあったトレーニングを利用する

 これによって資格試験の準備が楽になるが、このことは資格が必要な職に就きたいと思っている場合には特に重要だ。試験の目的に合わせて作られた資料を使って準備をし、1回で資格試験に合格できるようにすべきだ。

9.すべての行動と点数を記録してくれるトレーニングを利用する

 仕事と資格試験の両方に対して、準備ができているかを測る唯一の方法は、自分の進歩を記録することだ。自分の点数を記録してくれるトレーニングプログラムを探すといいだろう。これによって、自分の実力を測り、さらにトレーニングや練習が必要かどうかを判断することができる。

10.物事の仕組みを学ぶ

 物事がいかになされ、どのような仕組みになっているかというプロセスを学ぶことだ。よいトレーニングは、自分の仕事について理解し、うまく仕事をこなす準備をする役に立つ。

著者について

 Don Whitnah氏は、IT資格トレーニングのためのオンライン実験室LabSimを提供している、TestOut Corp.のバイスプレジデントを務めている。Whitnah氏はCertified Novell Instructor(CNI)、Certified Novell Engineer(CNE)、Certified Novell Administrator(CNA)、Cisco Certified Network Associate(CCNA)、Microsoft Certified Professional(MCP)の資格を持っている。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ

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