シングルサインオン(SSO)のオープンソースソフトウェア「OpenAM」を開発するOpenAMコンソーシアムは12月25日、最新バージョンの「OpenAM14」をリリースした。
新バージョンでは、パスワードレス認証などの規格「FIDO2」のWebAuthnやOpenJDK 11に対応した。SAMLやOpenID Connectなどによるクラウドサービス単位での認可も行えるほか、WS-Federation方式によるMicrosoftのOffice 365とのフェデレーションが可能になった。
OpenAMは、旧Sun Microsystemsが開発し、オープンソースとして公開されていた認証基盤ソフトウェア「OpenSSO」がベースで、OpenAMコンソーシアムが開発や啓発活動などを継承している。
また、同コンソーシアム正会員企業のオープンソース・ソリューション・テクノロジがOpenAM14ベースの製品パッケージや関連サービスを提供するとしている。