新型コロナウイルスの感染拡大を受け、Microsoftは開発者会議「Build 2020」の現地開催を中止すると発表した。予定されていた5月中旬頃に、バーチャルで開催すると関係者は話した。
提供:Microsoft
Microsoftの広報担当者は米国時間3月12日午後、筆者に対し次の声明を出した。
「当社のコミュニティーの安全が最優先事項だ。ワシントン州が安全衛生を推奨していることを考慮し、当社は開発者向けの年次イベントMicrosoft Buildを、現地開催ではなくデジタルイベントとして配信する。新たにバーチャルな形で当社の開発者のエコシステムが集い、学び、つながり、ともにプログラムすることを楽しみにしている。さらに詳細な情報が出るまで期待して待っていてほしい」
同社は先週、ワシントン州に勤務する従業員2人が新型コロナウイルスに感染していると診断されたことを明らかにするとともに、シアトルとサンフランシスコベイエリアの従業員に3月25日まで在宅勤務を推奨している。
2日には、Buildのウェブサイトを更新し、状況に応じて必要な変更を行うとしていた。
本稿掲載時点でまだ、この声明は更新されていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。