パーソルホールディングスは4月5日、パーソルグループ各社の相互理解促進や社内コミュニケーションの活性化を目的に、グループ会社36社について事業内容や社風などをまとめた「パーソルかるた」をウェブで公開したと発表した。
パーソルかるたの一部（出典：パーソルホールディングス）
パーソルグループでは、コロナ禍でリモートワークなど働き方が変化する中、従来とは異なる方法で社内コミュニケーションを活性化することが必要となっていた。また、パーソル総合研究所の調査によると、コロナ禍に入社した新入社員のリモートワークにおける課題は、1位が「同期とのコミュニケーション」（51.4％）、3位が「先輩社員とのコミュニケーション」（48.6％）だったほか、「仕事内容に関する情報不足」（42.2％）、「会社の制度／仕組みに関する情報不足」（37.6％）も挙がっており、コミュニケーション不足や情報不足がうかがえる。
そこで今回、パーソルグループ各社への理解を促進するコンテンツとして、パーソルかるたを制作した。グループ各社について事業や社風などをかるた風の上の句／下の句で表現し、楽しみながら理解してもらうことを図る。このかるたにより、新入社員のほか、国内で4万人に上るグループ従業員の相互理解やコミュニケーションを促進し、グループビジョン「はたらいて、笑おう。」の実現に寄与する。
パーソルかるたのトップページには、各社の特徴を表したイラストと上の句が掲載されており、かるたにマウスのカーソルを合わせると下の句が出現する。これにより、他の従業員とイラストを見て下の句を予想しながら、めくって楽しむことができる。
かるたをクリックすると、詳細ページに移る。句に込められた意味や、「社風チャート」「社員コメント」など、各社の特徴を凝縮して掲載しているという。加えてトップページには、毎回異なる企業のかるたが表示されるため、従業員は何度も取り組むことができる。
