JBCCは、医療法人静心会 桶狭間病院 藤田こころケアセンター(愛知県豊明市)の電子カルテ/医事会計システムをMicrosoft Azureクラウドで刷新し、新たなクラウド基盤の運用とセキュリティ監視サービスの提供を開始した。JBCCホールディングスが発表した。
病床数312床の精神科に注力する病院である藤田こころケアセンターは、3つのクリニック、2つの精神障害者グループホームを地域に展開し、受診ハードルが高い精神疾患の早期発見から退院後の経過観察まで包括的な医療サービスを提供している。今回、法人内で診療情報を共有するための院内システムの運用負荷軽減と、診療データを活用した医療サービス向上を目指して、これまで愛知県内の外部のデータセンターで運用していた電子カルテ/医事会計システムをクラウドで刷新した。
同システムでは、JBCCの「マネージドクラウド&セキュリティ運用支援サービス」により運用負荷を大幅に削減できる。また、JBCCのセキュリティメニューを組み合わせて、情報漏えい対策を徹底しているという。さらに、Microsoft Azureの西日本と東日本のデータセンターを活用し、可用性を大幅に向上させて有事でも院外からの端末操作で電子カルテシステムを利用することができる。