日本マイクロソフトは、厚生労働省と経済産業省・総務省の医療向けクラウドのガイドラインに同社のクラウドサービスが対応していることを確認、整理した「医療機関向けクラウドサービス対応セキュリティリファレンス(2021年度)」を公開した。
同リファレンスは、PwCあらた有限責任監査法人の支援で同社が作成した。厚労省の「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」、経産省・総務省の「医療情報を取り扱う情報システム・サービスの提供事業者における安全管理ガイドライン」の要求事項におけるMicrosoft Azure、Microsoft 365、Microsoft Dynamics 365、Microsoft PowerPlatformの各サービスの対応状況を示している。
リファレンスは、一般的に想定されるリスクと対策について同社が講じている安全管理策を整理した「マイクロソフトが講じる安全管理措置について」と、ユーザーが該当するガイドラインに対応する上で利用可能なサービスごとの製品や機能に関する情報を整理している「利用可能なマイクロソフトの製品・サービスに関する情報」の2種類のドキュメントで構成されている。
利用イメージ(出典:日本マイクロソフト)