調査

学生・若手社会人の7割以上がクリエイティビティーの重要性を認識--アドビ

NO BUDGET

2021-08-11 14:53

 アドビは、「就職活動・若手社会人に必要なクリエイティブスキル」に関する調査の結果を発表した。これによると回答者である学生、若手社会人の7割以上は、「創造性/クリエイティビティー」が社会で活躍するために重要であり、キャリアの強みになると回答した。

 この調査は6月4〜6日、就職活動中または就職活動終了直後の学生100人(美術/芸術系の専攻は除く)と入社3年目までの若手社会人300人を対象に、インターネットで実施された。

 学生、若手社会人共に「就職に生かされると思うスキル」と「今後重視度が上がると思うスキル」として上位3つに挙がったのは、「課題発見能力」「課題解決方法の発想力/着想力」「情報分析力」だった。

 また、社会で必要なデジタルリテラシーについて詳細を聞いたところ、「基本的なオフィスソフト」(73.4%)が1位だった。しかし「イラスト制作や加工」(31.7%)、「印刷物制作」(30.3%)、「アプリやウェブ制作」(32.7%)など、約3人に1人が職種によらずクリエイティブツールのスキルが必要だと選択した。

 職種別に見ると、技術職では「イラスト制作や加工」(48.1%)や「アプリやウェブ制作」(40.7%)、営業や事務では「イラスト制作や加工」(営業33.3%、事務32.3%)、「印刷物」(営業33.3%、事務29%)、士業(税理士、弁護士など)では「印刷物」(38.9%)、「動画編集」(33.3%)、「アプリやウェブ制作」(33.3%)などが上位に挙がっている。

 学生生活を振り返り、クリエイティブスキルはどこで習得できるといいかと聞いたところ、「授業や研究などの学業での活用」を選択した人が62.1%と多かった。どのような授業を学校が用意していたら習得しやすいかについては、「一般教養の授業」(62.1%)と「専門授業」(48.5%)が他と差をつけて選ばれており、どのような環境で学びたいかに関しては「自分のパソコン」が84%と多かった。

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