EY Japanは3月22日、マイクロソフトの技術を活用した企業内のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進を支援する新サービス「EY Experience for Microsoft Solutions」の提供を開始した。
新サービスは、企業がDXの進め方を実際に体験できる場として「体験」「共感」「発案」「創出」の4つのステップで構成されるとする。経営管理などをはじめとするコーポレート領域において場当たり的なデジタル化にとどまらないよう、DXの実現で必要な先端技術と先進事例企業のデジタル化を体験できるように設計しているという。
体験では「Microsoft Azure」「Microsoft Dynamics 365」などマイクロソフトのクラウドソリューションを実際に体験でき、共感ではEYのDX診断により顧客が自社の現状を把握して優先度の高い問題領域における取り組みを検討していく。発案では具体的課題とその解決策、効果などを議論する。創出では発案された解決策の実現性や効果を迅速に検証する。
同社は、EYの世界的なビジネスネットワークを活用した海外事例やテクノロジーソリューションの活用実績により、海外で事業展開している日本企業のコーポレート領域のDXを支援できるとする。
顧客との協働では、同社の施設「EY wavespace」を利用する。オンラインコラボレーションツールの「Mural」、マイクロソフトの対話型ホワイトボード「Surface Hub」「Surface Hub 2S」などを備えており、オフラインやオンライン、もしくは双方でも対応するとしている。