JX石油開発は、デジタルトランスフォーメーション(DX)推進施策の一環として、プロジェクト管理業務の高度化を開始した。この取り組みを支援するアビームコンサルティングが発表した。
具体的には、両社で業務分析を行い、その後に情報の一元管理によるアクセス性やセキュリティの向上などを実現するため、予算管理実務への適合性、操作性、拡張性を実現するソリューションの選定を行った。そして、これらの分野に実績のあるAnaplan Japanが提供する予算管理ソリューション「Anaplan」の導入を決定した。
今回の導入により、プロジェクト管理業務の効率化、情報へのアクセス性向上による経営判断の迅速化、一層のセキュリティ向上の実現が見込まれており、12月の本格稼動に向けてプロジェクトを推進していく。
アビームコンサルティングは、今回のプロジェクトにおいて、Anaplan導入に当たっての要件定義、システム開発・実装、稼働サポートを全面的に支援する。また導入対象業務領域のさらなる拡大を通じ、JX石油開発のDX推進に貢献していく。
JX石油開発では、石油上流事業と環境対応事業の「二軸経営」戦略の下、デジタルテクノロジーの活用による業務の省力化・効率化をめざしていた。その実現のため、社内の多種多様な「プロ人材」を環境対応型の新たな成長事業領域で活用することを促す仕組みづくりが求められていた。