「iOS 16」リリースに備える--「iPhone」のアップデートを円滑にする準備事項

Adrian Kingsley-Hughes (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部

2022-09-03 08:30

 「iOS 16」の「iPhone」への配信が数週間以内に開始されるだろう。

 ほとんどのユーザーは何も考えずにインストールを実行するが、筆者はインストールプロセスを円滑に遂行し、データの喪失を防ぐために、いくつかの予防措置を講じるようにしている。

 結局のところ、データを喪失したら、新しいiOSリリースの興奮など確実に吹き飛んでしまうだろう。

ステップ1:自分のiPhoneにiOS 16が配信されるかどうか確認する。

 iOS 16を実行できるiPhoneは以下の通りだ。

  • 「iPhone 13」「iPhone 13 mini」「iPhone 13 Pro」「iPhone 13 Pro Max」
  • 「iPhone SE」(第2世代)
  • 「iPhone 12」「iPhone 12 mini」「iPhone 12 Pro」「iPhone 12 Pro Max」
  • 「iPhone 11」「iPhone 11 Pro」「iPhone 11 Pro Max」
  • 「iPhone Xs」「iPhone Xs Max」
  • 「iPhone XR」
  • 「iPhone X」
  • 「iPhone 8」「iPhone 8 Plus」

ステップ2:しばらく様子を見るべきかどうかを決める

 iOSの新しいリリースには、いくつかのバグが含まれる可能性がある。iPhoneに完全に依存している人は、このリリースにどれだけのバグが含まれるのかを見極めるためにアップデートのインストールを数日遅らせるか、あるいは、必ずすぐに登場する「iOS 16.0.1」バグフィックスリリースを待つのが、最も安全だろう。

 ただし、その間にiPhoneが自動的にアップデートされないようにする必要がある。「Settings」(設定)>「General」(一般)>「Software Update」(ソフトウェア・アップデート)の順に移動して、アップデートの準備が整うまで、「Automatic Updates」(自動アップデート)をオフにしておこう。

ステップ3:アプリをアップデートして空き容量を増やす

 アプリについて自動アップデートを無効にしており、手動で実行するのを忘れているような人は、すべてのアプリをアップデートすることをお薦めする。新しいiOSリリースで古いアプリを実行すると、不具合や問題が発生する可能性がある。

 また、新しいアップデートをインストールする前に、空き容量を確保しておいた方がいいだろう。新しいiOSのリリースは、もう使用していないアプリを削除する良い機会だ。それは、痛みを伴わずに空き容量を確保する素晴らしい方法である。

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