勤怠管理システム「AKASHI」が「Slack」と連携--「出勤」と投稿したら自動で打刻

大場みのり (編集部)

2023-03-13 19:00

 ソニービズネットワークスは3月13日、同社のクラウド勤怠管理システム「AKASHI」がビジネスチャットアプリ「Slack」と連携したと発表した。

 AKASHIでは、出勤簿確認や実績修正、各種承認などを行える。時間外労働や休日労働に関する「36(サブロク)協定」の設定、年休管理簿や労働時間の把握など、法改正や複雑な就業ルールにも対応するという。

 今回の連携により、利用者がSlackの専用チャンネルで特定のキーワードを含む投稿をすると、AKASHIで自動的に打刻が行われる。テレワーク関連のキーワードを含む場合、テレワーク設定も有効となる。

 これまでは利用者が個人端末から打刻などを行う場合、毎回AKASHIのマイページで操作する必要があったが、今回の連携で打刻やテレワークなどの設定をSlackで完結できるようになり、業務効率化につながるとしている。

 例えば、出勤する場合、「出勤」「始業」「おはようございます」「in」などの文言をSlackの専用チャンネルに投稿するとAKASHIに自動で打刻される。テレワークをする際は「テレワーク」「リモートワーク」「在宅勤務」「在宅ワーク」のいずれかを投稿すると、AKASHIは利用者がテレワークを行うとみなす。

各打刻動作に有効なキーワード一覧
各打刻動作に有効なキーワード一覧

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]