7月2日のダウ平均株価は、前日比20.17ドル(0.12%)高の16976.24ドル。IT企業の多いNASDAQ平均株価は前日比0.92ドル(0.02%)安の4457.73ドル。S&P 500は1.30ドル(0.07%)高の1974.62ドルだった。
2日の米平均株価。DJIがダウ、INXがS&P500、IXICがNASDAQ。(出典:Google Finance)
IT分野の主要企業の動きは以下の通り。表の18社中、上昇したのは8社、8社が下落した。上昇率が最も高かったのは1.09%高のIntel。下落率が最も高かったのは2.37%安のFacebookだった。
0.07%高だったMicrosoftについて、投資情報サイト「The Motley Fool」は「Microsoftは、ウェアラブルコンピューティングの世界に持ち込んでAppleに勝てるのか」というコラムを掲載していた。
これによると、2014年初頭に新たに最高経営責任者(CEO)に就任したSatya Nadella氏は、72億ドルで買収したNokiaの製品やサービスを(正確に言えば)まだ支持していなかったとする。Nadella氏はMicrosoftの将来について、必ずしもデバイスではなく、アプリケーションによってクラウドおよび分かりやすい形のモバイル体験を成り立たせる考えだという。
ただし、Microsoftはモバイルデバイスメーカーになっており、モバイル端末市場をAppleがこのまま席巻するのを黙って見ているわけもないと指摘。新たな「Surface Pro 3」にAppleユーザーがなびくとは考えられないが、モバイルへのMicrosoftの取り組み方を示すことになるとする。
うわさによれば、Microsoft はモバイル端末に関して新たな方向性を示す予定があるという。このとき、爆発的に伸びることが予想されているのが、ウェアラブル分野であると指摘した。
(出典:Google Finance www.google.com/finance)