国内で1400店舗以上のコーヒーショップを展開するドトールコーヒーは、受発注処理システム「BeANS」の刷新にあたり、オープンソースソフトウェアを採用した。
2005年から利用していたオープンシステムでは、ハードウェアのリプレースと同じタイミングで、本来ならまだ使える基幹アプリケーションを全面改修もしくは再構築しなければならないなど、ライフサイクル管理で問題を抱えていた。
また、経営陣からは、情報システムの中期計画の策定、IT関連コストの削減、M&Aに対応できる情報システムの構築が求められた。
これらの問題や要求に応えるため、ドトールコーヒーが採用したのがオープンソースソフトウェアだ。
サイオステクノロジーが8月27日に開催するイベント「オープンソースサミット2010」では、「ドトール社に学ぶ最新OSS活用事例」と題した講演が用意される。
本イベントでは、ドトールコーヒーでオープンソースソフトウェアが採用された経緯や問題解決の詳細が紹介される予定となっている。