ミツエーリンクスは6月15日、企業などがサービス対象としているユーザーの行動シナリオをペルソナ/シナリオ法で設計するサービス「ペルソナ/シナリオ作成サービス」を発表した。
ペルソナ/シナリオ法とは、ユーザーの人物像を「ペルソナ」として具体的に検討し、そのペルソナを使ったユーザー行動シナリオを描くというもので、ユーザーそのものやユーザーの行動に対する理解を深められるという。ミツエーリンクスでは、「ユーザーが本当に使いたいと感じる製品の実現をサポートするためのデザイン手法」としている。
同サービスの適用例として、ミツエーリンクスは(1)ユーザー中心のデザイン手法によるウェブサイト設計の上流工程、(2)顧客ニーズ/顧客行動の理解にもとづくマーケティングコミュニケーションの設計、(3)ユーザーエクスペリエンス重視のブランドデザイン、(4)ユーザーテスト時の被験者のリクルート条件決定を挙げる。
ペルソナ/シナリオ法を用いると、「いつ、どのような場面で、どんなコミュニケーションをユーザーは必要としているか、それにはどんなモノで、どんなインタラクションを行えばよいかを、ユーザー行動シナリオとして設計できる」(ミツエーリンクス)。