eviwareは11月14日、ウェブサービスのテストツール「soapUI」の新バージョン「soapUI 2.0 beta1」をリリースした。
soapUIは、GUIアプリケーションとして提供されているオープンソースのウェブサービステストツール。SOAP(Simple Object Access Protocol)を用いたウェブサービスを提供、利用する開発者を対象としており、機能テストや負荷テストを提供している。特に、ウェブサービスのモックを容易に作成できるのが特徴だという。また、Eclipse、IntelliJ IDEA、NetBeans向けのプラグインも提供されている。
今回リリースされた新バージョンでは、新たにメッセージの信頼性を保証するための仕様「WS-Security」に対応したほか、モニタ機能を用いてメッセージのトラフィックを記録し、テストケースやモックを作成に利用したり、リクエストとして発行したりすることが可能になった。また、テスト実行中のメモリ使用量をリアルタイムで監視する機能も追加された。そのほかにも、多数の機能が追加されている。