NECは10月4日、教育クラウドサービス「NaoWebサービス(ナオウェブサービス)」を発売した。学校向けにデジタル教材配信サービスと学校ブログサービスを提供する。
デジタル教材配信サービスは、プロジェクタや地デジ対応テレビなど大画面向けのNHKの動画コンテンツ500本を教材として提供するサービス。教職員は教材ごとにコメントや評価を書き込めるほか、利用者の属性情報に関連したコンテンツのリコメンド機能も持つ。また、教材に付加されたコメントや評価をすべての利用者と共有できる。
今後は、NHK以外の教材会社が提供するデジタル教材もオプションとして提供する予定。さらに、研究所や大学、企業などが所有する動画や写真、教育委員会が所有する指導案などを集めて、無償で提供するという。
ブログサービスは、学校行事や給食の献立などをウェブ上で公開できるサービス。携帯電話からの投稿にも対応しており、遠足や修学旅行先などからでも更新できる。
NECでは、今後5年間で3000の機関への販売を目指すとしている。