日本ユニシスは3月14日、主要株主の米Unisysが日本ユニシス株式の全株を売却することを発表した。日本ユニシスでは、売却後もUnisysと密接な関係を維持していくとしている。
Unisysが売却するのは、日本ユニシス株式の持ち株比率27.84%にあたる約3052万株。売却される株式のうち、約1958万株はモルガン・スタンレー・ジャパンが購入。残りの約1096万株は、日本ユニシスが自己株式買い付けを3月15日に行う。
モルガン・スタンレー・ジャパンは複数の機関投資家に分散して販売していくとしている。
Unisysは、近年経営状態が悪化しており、2005年10月にNECと次世代サーバの共同開発を中心とした包括提携を結んでいる。今回の日本ユニシス株式売却は、経営再建策の一環と見られる。
日本ユニシス株式の3割弱を、三井物産とUnisysがこれまでそれぞれ保有しており、Unisysの経営悪化が伝えられる度に日本ユニシスのUnisysからの独立が業界内で話題になっていた。
なお、日本ユニシスは2005年10月に日本国内における「Unisys」の永久商標使用権をUnisysから約250億円で購入しており、社名を変更することはないとしている。また、今後の戦略や体制にも変更はないと説明している。
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