日本ユニシスは10月31日、サービス指向アーキテクチャ(SOA)導入に必要な分析、設計、運用、サポートなどのサービスを体系化し、「SOA適用サービス」として11月より提供開始すると発表した。
同社は、日本BEAシステムズやマイクロソフトなどのSOA関連ソフト製品をベースに、コンサルティング、システム構築、サポートといったサービスを組み合わせ、企業や官公庁によるSOA導入・運用を支援するとしている。
新たに提供を始めるSOA適用サービスでは、ユーザーの目指すIT成熟度レベルやSOA適用レベルに応じて導入シナリオを設定し、「ユーザーに最適な形でSOAを浸透させていく」(同社)。また、実行基盤として採用する製品を決定する際には、特定の製品に固執することなく、ユーザーの事情に合わせて最適な製品を提供する。
日本ユニシスは、SOA適用サービスによるシステムインテグレーション事業で、ハードおよびソフトライセンスを含む今後3年間の受注額120億円を目指す。