日本ユニシスと日本BEAシステムズは8月10日、サービス指向アーキテクチャ(SOA)に対応したシステム構築サービスを共同提供すると発表した。日本ユニシスの上流コンサルティングからシステム構築、運用に至るサービスと、日本BEAのSOA関連技術および製品群を組み合わせ、企業IT基盤の構築を支援する。
日本ユニシスは、SOAにもとづく「ビジネスコンサルティング」「プロセスコンサルティング」「システム構築」「システム運用」サービスを順次提供していく。実装フェーズにおいては、必要に応じて日本BEAのコンサルタントを活用する。
SOA実装時の基盤にはJ2EEアプリケーション開発環境「BEA WebLogic Platform」を採用し、日本ユニシスの開発手法である「LUCINA」を適用する。さらに、両社はサービスインフラ製品「BEA AquaLogic」の業務システムへの適用検証を共同で実施する。
日本ユニシスは、今後3年間でJ2EE分野におけるSOA対応のシステムインテグレーション受注額100億円を目指す。