サン・マイクロシステムズは6月13日、サーバ統合サービス「Solaris 10コンテナ・インプリメンテーションサービス」の販売を開始した。コンサルテーションとシステム構成の両サービスを提供する。税別価格は1サーバあたり80万円から。
このサービスは、「Solaris 10オペレーティングシステム」の仮想化機能であるコンテナ機能を使ってサーバを統合する。同社の技術者がユーザーからシステム管理上の要件をヒアリングし、コンテナ機能でサーバを統合する際の最適な方法を決める。具体的なシステム設計や導入、運用方法も提案する。
複数のサーバを1台に統合することで、業務処理のピーク時に必要となるプロセッサやメモリ、ハードディスク資源を柔軟に配分でき、ハードウェア投資を抑制できるという。また、サーバ全体を管理する管理者と、統合環境内で各業務サービスを管理する担当者を分離できるので、「セキュリティや管理の効率向上にもつながる」(同社)。