日立、C/Sシステムでの処理の進捗状況をモニタリングできる技術を開発

CNET Japan Staff

2007-06-25 19:55

 日立製作所の中央研究所はこのほど、クライアントPCとサーバをネットワークで接続し、それぞれが分散して処理を行うクライアント/サーバ(C/S)システムにおいて、処理の進捗状況全体をモニタリングできる技術を開発したことを発表した。

 今回開発した技術では、これまでも実現できていたサーバの処理状況の分析に加え、クライアントPCの処理状況もモニタリングすることも可能にした。また、分析したクライアントPCの処理状況をサーバの処理状況と関連付けることで、それらを一連の処理として、統合管理できる。

 C/Sシステムで問題が発生した場合は、主にサーバの処理状況を分析し、原因を究明してきたが、この技術により問題の原因をより迅速に特定できるようになる。

 たとえば、クライアントPCを使用するユーザーの画面描画に要した時間やマウス操作を行った時間などもログに記録し、サーバ処理のログと関連付ける分析することが可能になるという。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    迫るISMS新規格への移行期限--ISO/IEC27001改訂の意味と求められる対応策とは

  2. セキュリティ

    警察把握分だけで年間4000件発生、IPA10大脅威の常連「標的型攻撃」を正しく知る用語集

  3. セキュリティ

    まずは“交渉術”を磨くこと!情報セキュリティ担当者の使命を果たすための必須事項とは

  4. セキュリティ

    マンガで分かる「クラウド型WAF」の特徴と仕組み、有効活用するポイントも解説

  5. ビジネスアプリケーション

    生成 AI 「Gemini」活用メリット、職種別・役職別のプロンプトも一挙に紹介

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]