日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は3月13日、UNIXに対応したサーバブレード「HP Integrity BL860c サーバブレード」をHP BladeSystemに追加し、販売活動を開始した。
新製品は、デュアルコア インテルItanium 2プロセッサを最大2個搭載可能。HP-UXとLinuxをサポートし、2007年後半にはWindowsもサポートする予定という。HP BladeSystem c-Classの筐体に最大8枚搭載でき、x86プロセッサ搭載のProLiant ブレードと同一筐体内に混在することができる。
メモリは最小1Gバイト、最大48Gバイト、内蔵HDDは2.5インチSASドライブを最大2基、I/O拡張は3スロット(メザニンカード)。価格は、1.6GHz シングルコアプロセッサ1個搭載の場合、34万1000円。
同社は、今回の製品を「第3世代」ブレードとしている。第3世代の特徴は、サーバのみならず、ストレージやネットワークまでをブレード化したことだという。これを実現するために、I/Oの仮想化を業界に先駆けて実現した「HP バーチャルコネクト」、スピーディで直感的な操作ができる管理画面「HP インサイトコントロール」、近年問題化してきた発熱問題を抑止・冷却・監視によって、電力問題とともに解決する「HP サーマルロジック」などの技術が投入されている。