アッカ・ネットワークスは3月2日、中小企業向けネットワークサービスのアクセス回線として、ウィルコムのPHSサービスをメニューに追加すると発表した。アッカは、追加に向け、具体的なパートナ戦略と営業戦略の検討を始めた。
アッカは、2006年1月より中小事業所向けネットワークソリューションの開発と、協業パートナの開拓を進めてきた。2月には、販路開拓およびパートナ企業の拡大を目的とした子会社アッカ・ソリューションズを設立し、開発に本格着手した。
これまで、ネットワークソリューションのアクセス回線にはADSLと光回線を提供していたが、アッカでは「今後さらに無線アクセスを加えることで、ユーザーの多様化するニーズに応えたソリューションを開発し、パートナ企業と共同で多彩なメニュー展開を推進していく」としている。また、端末同士が通信するMtoMサービスのアクセス回線として、PHS採用も検討する。