ソフトバンクBBとソフトバンクモバイルは3月3日より、ソフトバンクモバイルの携帯電話を利用する法人を対象としたモバイルソリューション「CACHATTO for SoftBank」の販売を開始すると発表した。CACHATTO for SoftBankの開発およびサービスのシステム管理と運用は「いいじゃんネット」が、販売はソフトバンクBBが販売代理店を通じて行う。
CACHATTO for SoftBankは、いいじゃんネットが提供する「CACHATTO」のソフトバンクモバイルの法人ユーザー向けサービス。ソフトバンクモバイルの携帯電話を使って、Notes、Exchange、POP、IMAP、desknet's、サイボウズなどの各種メールサーバーやグループウエアが携帯電話から利用できる。また、「S!アプリ」を標準装備しているため、端末認証用のキーコードを発行してセキュリティを高めた。
販売は、パッケージソフトで販売する形態(ソフトウェアライセンスモデル)と、CACHATTO for SoftBankを組み込んだハードウェアを販売する形態(アプライアンスモデル)で提供する。価格は、ソフトウェアライセンスモデルが初年度51万4080円で、次年度は24万1920円。アプライアンスモデルは初年度45万2000円で、次年度は28万8000円。
ブラウザ版機能の対応機種は、ソフトバンク3G携帯電話全機種とV8、V6、V5、V4、V3シリーズ、J-5xシリーズ。S!アプリ版機能の対応機種は、ソフトバンク3G携帯電話S!アプリ対応機。ただし、V8シリーズと702NK、702NKII、705NK、804NK、702MO、702sMO、804SEには対応していない。