ノベル、openSUSE用開発フレームワークをリリースへ

文:Stephen Shankland(CNET News.com)
翻訳校正:河部恭紀(編集部)

2006-01-06 17:20

 Novellは米国時間5日、外部プログラマが同社のオープンソース版LinuxディストリビューションopenSUSEプロジェクトに参加するためのツールを2006年初めにリリースする計画を明らかにした。

 Novellは、開発者を自社Linux製品に取り込むことを目的に、2005年8月にopenSUSEプロジェクトを開始した。Novellのこの動きは、Linuxベンダー最大手のRed HatのFedoraに習うものとなる。

 NovellとRed Hatは、主力製品である「SUSE LINUX Enterprise Server」「Red Hat Enterprise Linux」では有償のサブスクリプション形式でサポートを提供しているが、openSUSEとFedoraはともに無料で提供する。Novellは自社Linux製品ラインナップの地位を高めることで財務転換を図る計画を敷いており、openSUSEはここで重要な意味を持つ。

 Novellは2006年初めに、外部開発者やサードパーティのソフトウェア開発者がソフトウェアやパッチ開発に貢献できる「開発フレームワーク」をリリースする予定だ。Novellによると、このフレームワークには一般に提供されているサーバ機能も含まれており、登録ユーザーはこれを使ってソフトウェアを構築できるという。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

マイナンバーカードの利用状況を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]