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レッドハット、Linuxをサービスモデルとして推進

「Red Hat Enterprise Linux」の最新版の目玉は仮想化機能の搭載だが、それ以外にも、Webサービスとして時間単位で購入できる新しいソフトウェアディストリビューションモデルが導入される。

文:Peter Judge(ZDNet.co.uk)
翻訳校正:ラテックス・インターナショナル  2007年11月9日 13時37分

 Red Hatは、米国時間11月7日に行われた一連の発表の中で、「Red Hat Enterprise Linux(RHEL)」の新版リリースと同時に同社の仮想化機能をアップデートした。

 Red Hatは、RHELの「アプライアンス」版を2008年にリリースすることを発表した。これにより、ソフトウェアベンダーは新しいソフトウェアディストリビューションモデルに移行することになるかもしれない。米国では、Amazonとの提携により、OSをWebサービスとして時間単位で購入できるようになる。

 Red Hatのエンジニアリング担当バイスプレジデントであるPaul Cormier氏は、「Red Hatは市場シェアを倍以上にし、2015年までには世界中のサーバの半数以上を占めるようになると予想している。貯蔵庫は連結しなければならない。ホスティング市場では、オンデマンドでキャパシティを購入する新しいモデルが登場してきている」と述べている。

 今回の発表の主要なテーマは「自動化」であり、Red Hatでは、ユーザー、ソフトウェアベンダーともに、エンタープライズのインフラストラクチャ構築の簡素化を目指している。Red HatのEMEA(ヨーロッパ、中東、アフリカ)地域担当バイスプレジデントであるWerner Knoblich氏は、「どこででも、あらゆるアプリケーションを実行できる。物理サーバでも、仮想サーバでも、コンピュータクラウドでも、アプライアンスでも、どこにでも配備可能だ。ソフトウェアベンダーがひとたび認証すれば、自動的にどこでも動作する」と述べている。

 RHELは、x86サーバからメインフレームまで、さまざまなハードウェアで動作し、さらに仮想サーバや、Amazonが提供するウェブ上のコンピュータクラウドでも動作するとCormier氏は言う。さまざまな場所で動作するRHELは、まったく同じツールを使って管理される。一方、「VMware」など、他のオプションを使った場合、ツールが異なるため、負担が大きくなるとKnoblich氏は語っている。

 Knoblich氏によれば、Amazonのビジネスソフトウェア用ウェブホスティングサービスである「Amazon Elastic Compute Cloud(EC2)」で提供されるプライベートベータサービスでは、「時間単位でRHELを購入」できる予定だという。「現時点では米国のみで提供しているが、他のホスティング、ウェブサービスプロバイダーでも同様のサービスを提供する意向だ。Red Hatでは、ヨーロッパ、アジアでもこのサービスを展開したいと考えている」

 「RHEL 5.1」はポイントリリースであるが、仮想化のサポートが大幅に向上しているとKnoblich氏は述べている。「これまでよりもスムーズに、ゲストとしてWindowsを実行できる。また、仮想化された環境でのパフォーマンスはVMwareの2倍である」

 RHEL 5.1は、「Windows XP」「Windows Server 2000」「Windows Server 2003」「Windows 2008ベータ」のバーチャルゲストをサポートする。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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