大塚商会、証券・金融業向け「本人認証システム構築サービス」を開始

WebBCN (BCN)

2005-08-01 10:50

 大塚商会(大塚裕司社長)は、証券業界および金融業界を対象に、オンライントレーディングサービスにおけるセキュリティ強化を実現する「本人認証システム構築サービス」を発売した。

 同サービスは、60秒ごとにユーニークな6桁の数字を生成・表示する「RSA SecurID」認証トークンに表示された数字と、個人の暗証番号(アカウントパスワード)入力の2つの要素によって認証を行う。このため、暗証番号や認証トークンどちらかを盗まれた場合に起こる、なりすまし対策が可能になる。

 同サービスを利用することで、オンライントレーディングサービス提供企業側は、提供するサービスの本人認証を強固にし、利用者からの暗証番号に関する問い合わせや変更作業がなくなり、管理工数削減が可能になる。一方、利用者側にも、専用ソフトや装置を追加することなく高度なセキュリティが実現でき、暗証番号の管理や定期的な変更作業がなくなるといった利便性の向上が期待できる。

 参考価格は、オンライントレーディングサービス利用者が5000ユーザーの場合で約6000万円程度の見込み。発売12か月で20システムの販売を目標としている。

大塚商会

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    AIサイバー攻撃の増加でフォーティネットが提言、高いセキュリティ意識を実現するトレーニングの重要性

  2. 運用管理

    メールアラートは廃止すべき時が来た! IT運用担当者がゆとりを取り戻す5つの方法

  3. セキュリティ

    ISMSとPマークは何が違うのか--第三者認証取得を目指す企業が最初に理解すべきこと

  4. ビジネスアプリケーション

    中小企業のDX奮闘記--都市伝説に騙されずに業務改善を実現したAI活用成功譚

  5. セキュリティ

    「どこから手を付ければよいかわからない」が約半数--セキュリティ運用の自動化導入に向けた実践ガイド

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]