大塚商会(大塚裕司社長)は、各種アプリケーションとIP電話を融合するソリューション「TeleMerge(テレマージュ)」シリーズを発表した。同シリーズの第一弾として、「EasyPortal for TeleMerge」を8月から発売する。
同製品はOSKの企業情報ポータル(EIP)、グループウェア「EasyPortal」に、日本電気(NEC)のSIPテレフォニーサーバ「UNIVERGE SV7000」とNTTドコモのFOMA端末「N900iL」を利用したIP電話機能を付加したもの。グループウェア画面から電話帳を検索し、社員の持つ「N900iL」にワンクリックで電話発信できる。今後のバージョンアップでは在席状況を確認や、電話発信、電子メール送信など相手の状況に応じた連絡手段を選択できるようになる。これにより、社員検索や在席確認が簡単に行うことができ、社内コミュニケーションの円滑化や、業務効率の向上を実現すると同時に、内線IP化による通信コストの削減も可能になる。
価格は、200ユーザーで約180万円(ハードウェアを除く)、初年度8億円の売り上げを目指す。