Trend Microは米国時間6月22日、「Trend Micro Internet Security 2007」の顧客向けに「Trend Micro OS Protection」のベータ版をリリースした。OS Protectionには「Trend Micro Firewall Booster」と「Trend Micro Pre-Startup Scan」が含まれる。Trend Microは、Symantecらが2006年秋にしたように、「Windows Vista」のカーネルに対する変更を非難するのではなく、Microsoftと協力する意向を明らかにしている。Trend Micro OS Protectionは、Windows Vistaの32ビットと64ビットの両エディションに対応する。
Trend Micro Firewall Boosterの最大のメリットは、Windows Vistaユーザーが2つのファイアウォール技術を運用せずに済む点にある。Firewall Boosterは既存のWindows Vistaのファイアウォール機能を活用し、そこにTrend Microの保護機能を追加する。Trend Micro Pre-Startup ScanはWindows Vistaが起動する前に実行され、潜んでいる「rootkit」などのマルウェアを、これらがOSに手を出す前に捜し出す。Pre-Startupにはシステムのレストアチェックポイントが含まれているため、ユーザーは加えた変更をいつでも元に戻すことができる。この処理は自動ではなく、スキャンのタイミングと方法はユーザーが決めることが可能になっている。「Quick Scan」は、数分でrootkitsやブラウザ関連のマルウェアを特定する。「Full Scan」は、システム上にあるすべてのファイルを徹底的にスキャンする。Full Scanの方は完了までに(Windows Vistaが全く動作しいていなくても)最大30分要する。夜間に実行できるよう、Full Scanには作業終了後にシステムをシャットダウンするオプションも用意されている。
Trend Micro OS Protectionのベータ版は、Windows Vista対応のファイアウォール保護機能としてMicrosoftから認定された既存のTrend Micro Internet Security 2007と併せて利用できる。OS Protectionは、一段と強力なファイアウォールを望むTrend Microの上級ユーザーを念頭に設計されており、平均的なインターネットユーザーには必須というわけではない。Trend Micro Internet Security 2007の既存ユーザーは、TrendSecureサイトからOS Protectionを無料でダウンロードできる。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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