IBMが中国の上海に新しいITサービスセンターを開設した。同拠点では欧州、日本、米国の顧客のサポート業務を行う。
IBMの新センターでは、ソフトウェアの開発/保守/テストに関するITサービスを提供していく。また、SAPやOracle、Siebel Systemsの主要なビジネスアプリケーション・パッケージのサポートも行う。
IBMはこれまで上海に複数存在していたITサービスの拠点を1カ所に集約するために、同市にある経済特区のなかに新拠点を設けた。ここでは、700人の顧客サービス担当者が顧客対応にあたる。なお、同社は上海以外に大連と深圳(シンセン)にもITサービスの拠点を持っている。
新しい上海センターでは、英語、ドイツ語、日本語、中国語(北京語)の問い合わせに対応する。中国での業務を拡大している西側のIT企業はIBMだけではない。Unisysは先ごろ、上海に1000人が働くソフトウェア開発拠点を開設した。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ