コグノスは9月14日、ビジネス・インテリジェンス(BI)ツールの新製品となる「Cognos 8 Business Intelligence」(Cognos 8 BI)を発表した。11月から出荷を始める。
Cognos 8 BIは、Webレポーティングツール「Cognos ReportNet」を基盤に開発され、Webサービスを基盤とするサービス指向アーキテクチャ(SOA)に基づいている。Webサービスを基盤としていることによりCognos 8 BIは導入・展開・管理が従来より容易になるとコグノスは説明している。
またCognos 8 BIは、企業が全社規模で使用することを想定されており、定型レポートや業績報告、業務状況の分析、スコアカードの表示、業務プロセスにおけるダッシュボード表示などBIツールで必要とされる機能を単一製品で提供する。コグノスによれば、BIツールで求められる機能を単一の製品で提供するのは、今回が業界で初めてという。
Cognos 8 BIでは、イベント管理と業務プロセス管理(BPM)が統合された機能が追加されている。この機能により、業務や業績で急激な変動が発生したなどのイベントに対して、ユーザーにリアルタイムにどんなイベントが発生したかを報告する仕組みになっている。また、イベントが仮に大規模なBPMシステムの一部で起きても、ユーザーが関与しなくてもイベントを自動的に解決する機能を持っている。
米法人Cognosは、この機能を強化するためにBPMツールの主要ベンダーと提携したことをあわせて発表している。提携したのは米EMC Documentum、米FileNet、米IBM、米Savvionの4社。これらの4社のBPMツールを導入済みの企業が、Cognos 8 BIを導入する際に連携して問題解決を図る。
Cognos 8 BIの価格は、ソフトごとのライセンスではなく、権限を持ったユーザー数で決められる。
例えば、業績をオンライン分析処理(OLAP)して、レポートをするというBIシステムにおいて、業績レポートを閲覧する「BI Consumer」が90人、レポートを作成する「Business Analyst」が10人、システムを管理する「BI Administrator」1人という構成の場合、価格は1524万1250円(年間保守含む)となっている。
全社的にBIシステムを導入し、BI Consumerが100人、Business Analystが5人、アドホックにデータを検索する「Business Author」が5人、業績指標を管理する「Business Manager」が5人、各種レポートを作成する「BI Professional」が4人、BI Administratorが1人という構成では、1938万5000円(年間保守含む)となっている。
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