BIソフト大手の日本ビジネスオブジェクツは7月20日、仏BusinessObjectsが開発したBI基盤「BusinessObjects XI」のLinux稼動版を出荷した。従来、稼動OSはWindowsと各種RISC Unixに限られていた。今回新たにRed Hat Enterprise LinuxとSUSE LINUX Enterprise Serverを稼動OSに加えた。稼動OSによる価格の違いはない。
BusinessObjects XIは、個々の業務システムが持つデータを統合化する機能や、業績を分析して可視化する機能などを備えるBIツールである。BIスイートの中に、レポート生成ツールとして歴史のある「Crystal Reports」製品群を含んでいる。